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平成30年度『東北管内多面的機能支払交付金事例発表会』を東北農政局と共同開催いたしました

2018.07.13 11:50
 7月11日、東北農政局8階講堂において、東北各県から約210名の参加のもと「平成30年度東北管内多面的機能支払交付金事例発表会」が『いきいき東北農村創世への活動事例』というテーマで開催されました。
 
東北農政局木内局長の挨拶にはじまり、東北農政局實井地方参事官より「多面的機能支払交付金の取組状況」について報告がありました。

 基調講演では国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構理事の山本徳司氏より「多面的機能保全活動を地域活性化へつなげていく」と題し、『地域資源三原則“資源は地域住民が気付いてはじめて資源となる”、“資源は管理されてはじめて使えるものとなる”、“資源は一度なくなると取り戻すのは困難である”』などについての講話がありました。
 続いて、東北各県の活動組織より事例発表が行われました。宮城県からは、仙台市の活動組織『三本塚集落資源保全隊』の佐藤氏より、「旧農地・水・環境保全向上対策で組織を設立し、長年をかけて地域の結や絆を形成していたことにより、東日本大震災被災直後も地域ぐるみの『自助活動』が保全隊を中心に円滑に進められたこと」や「地域のコミュニケーションの形成に大きな効果があった」などについて発表が行われました。
 
 後半では、宮城大学教授の郷古雅春氏をコーディネーターとして、事例発表の活動組織、東北農政局木内局長、山本徳司氏、本県からは三本塚集落資源保全隊の小野代表をパネラーとしてディスカッションが行われ、学校教育との連携や地域の人材確保、情報発信や専門家を活用して地域を活性化していく体制作り等について活発な意見交換が行われました。
 
 また、併催行事として開催された「パネル展示」会場において、宮城県を含む東北六県の活動組織の取組み事例を参加者にPRしました。
 
 
 
 
 
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